武川 慎。現在18歳。ジュニア時代から頭角を現し、スノーボード、サーフィンのプロ選手として、夏はサーフィンのロングボードの大会、冬はスノーボードのレースを中心した大会を転戦し着実に結果を残している選手がいる。そんな新たな二刀流を紹介したい。


Q
まずご自身のスノーボード歴、サーフィン歴、どんなきっかけで始めたのでしょうか? またスノーボード、サーフィンにハマった理由を教えてください。
スノーボード歴、サーフィン歴ともに15年ほどです。どちらもきっかけは、父と兄の影響で始めました。
スノーボードの方は7歳の時に大会に出始めた頃にすっかりハマりました。サーフィンの方はスノーボードより前で、こちらも6歳の頃に大会に出始めた頃です。それまでもそれぞれ楽しんでいたと思いますが、自分の場合は大会に出ることがきっかけで、さらなる上達を目指して練習するようになり、ハマっていったと思います。スノーボード、サーフィンそれぞれに様々な技術がありますが、どちらも「新しいことができるようになること」が楽しかったです。
Q
それぞれの競技で、自分で記憶に残る戦歴や記憶に残る大会を、その理由とともにひとつずつ教えてください。
サーフィンの方は中学一年生の時に初めて出たサーフィンの全国大会で優勝したことです。その大会はいつも練習しているホームビーチで開催されていて、そんなホームビーチだったからこそ優勝できたのが嬉しくて印象に残っています。
スノーボードでは、プロに昇格して一年目のシーズンに、プロ戦で優勝できたことですね。まさか1年目で優勝できると思っていなかったので、こちらも嬉しくて印象に残っています。
Q
2つのスポーツ競技で選手をすることによる大変なこと、面白いこと。また競技者として、スノーボード(レース)とサーフィンの競技で、それぞれがお互いにプラスになるようなことがあるようでしたら、教えてください。
2つの競技を続けていて一番大変なことは、スノーボードとサーフィンの両方の選手活動をしていると当たり前ですが、それぞれの練習時間が少なくなることですね。
サーフィンとスノーボードの基本であるターンの部分では、それぞれの前足と後足はサーフィンとスノーボードで違う動きをするのですが、それがそれぞれのライディングのバリエーションにも繋がり、お互いのスポーツに良い影響があると思っています。
Q
最後になりますが、来年以降、アメリカ西海岸に留学すると聞きましたが、アメリカではスノーボード、サーフィンともに、どんな活動ができたらと考えていますか? またその数年間以内の目標などがあれば教えてください。
そうなんです。日本でのプロ活動を一旦休止して、来春からロスに留学し、サーフタウンでもあるニューポートに住む予定です。英語はもちろんですが、本場でもある西海岸のサーフィン、スノーボードのカルチャーをしっかり体感しながら学んできたいと思っています。
競技活動としては、サーフィンは近場で大会も多く、参戦できる機会も多いと想像していますが、スノーボードの方は雪山までの距離も遠くなるので、どこまで競技活動ができるかまだ分かりませんが可能な範囲で活動できればと思っています。
とは言え、スノーボードは競技活動からは離れてしまったとしても、スキー場までは遠くないので、カリフォルニアスノーボーディングを学ぶ機会を作ってきたいと思っています。
まだ先のことは分からないことだらけですが、ロスでの生活を通じて、様々な体験から今後の自分のサーフィンやスノーボードに生かしていければいいなと思っています。
Profile
武川 慎
2006年大阪府出身、大阪府在住。プロスノーボーダー、プロサーファー。SAJ強化選手。
スポンサー:Quiksilver、showtime collective、soldawax、graysnowboards
