カービングを楽しむイベント「レッドブルエッジ」とシギーの想い。


Special thanks_Sigi Grabner,Red Bull EDGE
カービングを目一杯楽しむ。
そんなコンセプトの元、開催されている
カービングイベント「レッドブルエッジ」。
コロナなどの苦難も乗り越え続ける想いを
シギー・グラブナー氏にお聞きした。
Q
レッドブルエッジの内容は、CARVE MAGAZINEのカービングを楽しむ読者においても、非常に面白い競技内容です。参加者にはどのようなところを楽しんでいただけることを目指していますか?
Red Bull EDGEは通常の競技ではなく、レースですらありません。エッジを楽しみたいカービング愛好家が集まって楽しむイベントです。そして用意されたカービングコースは、カービングを目一杯楽しむために設計されています。カービングターンを楽しんでもらえるようにコースのラインも設定されています。従来の大会のようなタイムやジャッジのストレスはなく、いかに参加者の皆さんがカービングターンを思いっきり楽しんでもらえるかを目指しています。
Q
また参加者には、他の通常のレースなどの競技と違って、どのような滑走能力が求められる競技だと思われますか?
参加ライダーが、スノーボードのサイドカットをフルに使ったカービングターンをする方法さえ知っていれば、それで十分です。カービングがしやすいように設計されたコースの設定ラインは、スピードコントロールがしやすいようになっています。通常のレースと違って、最速のラインを見つけて滑る必要はありません。
Q
会場は白馬五竜ですが、その場所を選び続ける理由、魅力を教えてください。
白馬五竜は、数年にわたりこのイベントをサポートする素晴らしいパートナーです。このようなイベントを実現するにはちょうど良い規模の素敵なリゾートです。 素晴らしい斜面があり、より急で平坦なゲレンデが完璧に整備されており、カービングには最適だからこそ、白馬五竜を選んでいます。
昨年は、春の開催でも良好な雪質が確保されている頂上付近のスロープを会場としました。このイベントの開催時期もあり、ある種「シーズン最後のスノーボードイベント」として認識されてきているかと思います。
Q
イベントを続けてきて、ご苦労も多かったかと思いますが?
多くのイベントをサポートしてくれているパートナーの皆さんのおかげで、Red Bull EDGEは過去数年のあらゆる困難を克服してくることができました。彼らはみんな非常にプロフェッショナルで信頼できるパートナーです。
昨シーズンのイベントは山頂で行われたため、吹雪や風、霧が急速に発生するなど、天候状況が急速に変化する可能性がありました。私が常にイベント日を2日間にしたいと思う理由は、そんな時でも1日目の悪天候に備えて2日目を予備日にできるからです。そんな苦労はよくあることでもあります。
Q
コロナなどの困難もあった中、これまで続けてきているレッドブルエッジを開催する想いをあらためてお教えください。
私は世界中の様々な雪山でカービングをするのが単純に大好きです。雪山でのカービングはスノーボードによる「自由な表現」そのものです。 長年にわたり、私は世界中の多くの山でレースをしてきました。しかし、その頃レース中に時々恋しくなっていたのは、カービングの感覚でした。なぜなら、これはコースセッティングや雪の状態によって異なりますが、レースでは時には、たとえスライドターンであっても直接的な短いラインが、最速のレースになる時もあったからです。
だからこそ、私はフリーで滑るカービングターンが好きだし、自分自身も楽しんできました。レースの時のようにタイムのことを気にしないでいい、カービングがすべてのイベントを作りたいと思ったのは、そういった理由からです。
そしてこのイベントを、レッドブル、白馬五竜という素晴らしいサポーターと、白馬のスタッフの皆さんのおかげで、何年にもわたって継続的に開催してこれたのは本当に嬉しく思っています。
Q
最後に、これから参加を検討している方に向けてメッセージをお願いいたします。
ぜひ「Red Bull EDGE in 白馬五竜」にご参加ください!ソフトブーツでもヘードブーツでも、カービングを愛する多くの人々に出会うことができる場所です。一緒にカービングをして、エッジで楽しむことがすべてです。ぜひ最高の「シーズン最後のスノーボードイベント」にいらしてください!
では、またRed Bull EDGEでお会いしましょう!
